本屋大賞ノミネート作品を読んでいます。
進捗
現在、読了5読書中1未読4です。
読了
- 『正欲』朝井リョウ著(著)新潮社
- 『スモールワールズ』一穂ミチ(著)講談社
- 『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成(著)KADOKAWA
- 『硝子の塔の殺人』知念実希人(著)実業之日本社
- 『赤と青とエスキース』青山美智子(著)PHP研究所
読書中
- 『残月記』小田雅久仁(著)双葉社
未読
- 『黒牢城』米澤穂信(著)KADOKAWA
- 『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬(著)早川書房
- 『星を掬う』町田そのこ(著)中央公論新社
- 『夜が明ける』西加奈子(著)新潮社
作品の感想など
『正欲』朝井リョウ(著)
去年、読んだ小説のなかで、一番印象的だった『正欲』が、本屋大賞にノミネートされてうれしかったです。Youtubeの本コトでも、ベルさんが推していて、うれしかったです。
この本は、読者がどんな考え方、生き方をしているかによって、受ける衝撃の種類が違う本だと感じました。ある人にとっては、まったく知らなかった、気づいていなかった価値観に気づかされる本かもしれませんし、ある人にとっては、共感を、あるいは反感を感じる方もいるかもしれません。
わたしは、自分の中でうまくかたちになっていなかった部分を、朝井リョウさんがひとつかたちづくってくれたような気持ちになりました。
正しい欲と書いて『正欲』のタイトルのこの物語の中では、性の欲の性欲にもスポットがあたります。でも、このお話にでてくることは、性欲にかぎらない、幅広いことなんだよなぁと感じました。
多様性、マイノリティという言葉が多く使われるようになったからこそ、生まれた物語です。理解できないことがあることを理解しないと、この世界のことを理解できません。
『赤と青とエスキース』青山美智子(著)
本屋大賞ノミネート以前から、表紙とタイトルで気になっていた本です。
絵画に関連する物語なんだろうなぁと思い、気になっていました。
とてもよかったです。文章の雰囲気がとても好みでした。
ラストにかけて、穏やかに種明かしされていくかんじもすごく素敵でした。
『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成(著)
テレビの王様のブランチで紹介されているのを見て、気になっていた本です。
本屋大賞ノミネートを機に、手に取りました。
テレビや帯で絶賛されていたのを見て、作品へのハードルが上がっていたので、楽しめるか心配でした。しかし、そんな心配は吹っ飛びました。面白かったです。
物語のリズムが良かったです。場面の切り替えがいいかんじで入るので、飽きの来ない構成でした。
伏線がすごいという前情報があったので、けっこう疑いながら読んでました。気づくことのできたものもいくつかあって、こうやって読むのも楽しかったです。
『硝子の塔の殺人』知念実希人(著)
ミステリの王道を活用しまくりながら、新しい切り口で描いていく作品・・・というかんじで面白かったです。
半分くらいを越えたところで、事件も進んでいって、お話を先へ先へと読み進めたくなっていきました。
分厚いこの本を読むことができたことで、のこりの本屋大賞ノミネート作品も全部読みたい・・・!と、思うことができました。
『スモールワールズ』一穂ミチ(著)
ひとつひとつの短編集が、それぞれちがった個性があって面白かったです。
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